「貧乏な人とは、少ししかモノを持っていない人ではなく
無限の欲がありいくらあっても 満足しない人」


世界で最も貧しい大統領と呼ばれた
ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏のスピーチの一節です
2012年7月に開かれたリオ会議のもの

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何で世界一貧しいのかというと
大統領の月給のほとんどを寄付し
10分の1程度の給料で暮らしているから
その金額はウルグアイの平均月収だそうです
立派な大統領公邸ではなく郊外の農場に住み

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個人資産と言えば
友人からプレゼントされた古いフォルクス・ワーゲン1台だけ

どこかの国の政治家にも見習ってほしいなぁ


横道にそれましたが

これは整理収納を通して モノとのかかわりあいについて
日々考えさせられる私にとって 身にしみる言葉で
たまに反芻しては 戒めとしています

自分を見つめ
本当の自分が分かったら
持つべきものが分かる

そうすると 下手のものは持てない

持ち物は少なくて済みます

建物設計、インテリアのデザインもそう
新築の時って 夢があって
あれもこれもと詰め込みたくなります

そうすると

かえって使いにくい空間になってしまいます

モノが多い少ないということではなく
自分に必要なものは何なのか
見極めることが 大切なんだと思います

そしてそれは 
地球全体の社会構造や環境問題まで
変えてゆくのかも